【ラズパイオーディオ入門2】必要なもの編

ラズパイオーディオ入門 必要なもの編 ラズパイオーディオ

ラズパイオーディオの入門記事です。

本記事では、ラズパイオーディオを始めるのに必要な器具一式について書きます。

ラズパイオーディオに必要なもの

ラズベリーパイ本体・ケース

まずは本体。

ラズベリーパイMODEL3 B+

いくつかのモデルが存在しますが、Wifi接続が可能で外部接続端子も多い 3B か3B+ がオススメ。
Wifiが必要ないのであれば2Bもアリですが、どのみちそんなに価格差はないです。

よりサイズが小さくて安価な「Zero型」も存在しますが、端子が少ないのと、DACボードを取り付けるにはハンダ付けが必要になるので初心者にはキツいです。

各モデルの特徴については、こちらのブログが参考になりました。

購入可能なラズパイ比較(2018年5月)Pi 3 Model B/Pi Zero/Pi Zero W/Pi2 Model B/Pi Model B+ - littlewing
いろいろ出てきてよくわからなくなったので、自分メモ 2017/6/4 PiZero Wについて追記。 2017/2/23 日本製PI3と、PiZeroの国内発売開始について追記。 2016/11/6 実質PI2よりPI3のが実売価格が下がって来たので、オススメをPI3に変更しました。 2016/7/1 Raspberr...

 

またラズパイそのものは基盤むきだしの状態なので、破損やショートを防ぐためのケースも必要になります。

自作する人や手近なパーツで済ませる人もいますが、そうでない場合はラズパイ本体とケースがセットになったキットを買うのが便利です。
こういうやつ。

キットだとおまけ的にヒートシンクがついてきたりするので、そこもおすすめポイントですね。
音楽プレーヤーとして使っている実感だと、ファンまでは無くてもよいですがヒートシンクがあると安心です。

電源コード・ACアダプター

電源はmicro USB端子から供給します。

スマホ等の充電器やUSBケーブルが余っている場合は、流用可能です。

ただしよくある1Aの充電器だと、USBデバイスやDACボードをつないだ際に電力不足でダウンしてしまうことがあります。
余裕を見て2A以上のものを用意したほうが良いです。(ACアダプターをよく見ると、output:5V = 1A などと数字が書いてあるので、確認してみて下さい)

ラズパイ財団公式の2.5Aアダプタが付いたセットもあります。私はこのセットで買いました。

micro SDカード(OS用)

OSはmicro SDカードに書き込んでラズパイに挿入して使うので、micro SDカードが最低1枚必要になります。
(ラズパイ本体にはUSB端子もありますが、OSは基本的にmicroSD端子からしか読み込めません)

 

OSの書き込みにやや時間が掛かるので、転送速度の速いclass10のものだと嬉しいです。

容量は、オーディオ用OSのvolumioを入れるだけなら4GBもあれば充分ですが、最近は4GBも8GBも16GBも32GBも、そんなに価格差がありませんね。

created by Rinker
サンディスク
¥909 (2024/03/19 07:13:42時点 Amazon調べ-詳細)

 

OSを書き込んだ残りの容量に音楽ファイルを入れることもできますが、OS書き込み後に有線LANまたは無線LAN接続で転送することになります。

くわしくはこちらの記事↓

404 Not Found

音楽ファイルが全部で100GBを超えるくらいの大きさになっている場合は、もう1個別のストレージを用意したほうが管理はしやすいです。

音楽ファイル用のストレージ

音楽ファイルを入れておくストレージです。

USB端子から接続できるUSBメモリ等を用意して下さい。LAN端子からNASに接続する等もアリです。(USBバスパワーの外付けHDDでも試してみたところ、動きませんでした。たぶん供給電力的にシビアなので、USBメモリ等の消費電力が小さいデバイスか、自前で電源に繋げるデバイスであることが必要です)

個人的にはmicro SDカードをアダプター経由で接続するのが、見た目的にスッキリするので好きです。

 

とりあえず、マストで揃えたいのは以上です。

通常ラズベリーパイのセットアップにはディスプレイ・マウス・キーボード・有線LANケーブル等が必要になりますが、オーディオ用途の場合はそれらは不要です。

今回使用するVolumioというOSは、最初からPCやスマホから無線でセットアップ/操作する前提で作られているためです。

 

その他ケーブル類

あとは接続する機器に合わせて、ケーブル類を準備して下さい。

ラズパイ3 Model B/B+ が備えている端子は

  • micro SD(OS用)
  • micro USB(電源用)
  • 有線LAN
  • USB type A ×4
  • HDMI
  • ヘッドホン

となっています。

基本的に音楽の出力はUSB、HDMI、ヘッドホン端子のどれかから行うことになるので、手持ちの再生機器に合わせてケーブルを用意しましょう。

 

DACボードを乗せる場合

さらなる音質向上を目指して、ラズパイにDACボードを搭載することもできます。

ラズパイ3にDACボード取り付け

くわしくは後の記事で書きますが、データの変換回数を減らし、よりノイズのない再生を狙うことが出来ます。

「ラズベリーパイ DAC」とかで検索すると、それらしい製品を探すことが出来ます。

写真のように、基盤にソケットが付いているものを選ぶと、ハンダ付けなしで取り付けることが出来ます。

ラズパイ用DACのソケット

このDACボードを乗せるともともとのケースに入らなくなってしまうので、ケース付きのセットを買うのがおすすめです。

Raspberry Pi/Hi-Fi Soundキット (PIFI Digi DAC : 基盤 & 専用ケース & ヒートシンク/アナログ出力タイプ RCA端子, 3.5mm Jack)
NewLife NewDesing

出力端子がRCAのものやヘッドホン端子のものなど、いくつか種類があるので、よく見て自分の環境に合ったものを選んで下さい。

まとめ

以上、今回はラズパイオーディオを始めるにあたって必要なものをご紹介しました。

復習すると

  • ラズパイ本体、ケース
  • 電源
  • OS用micro SDカード
  • 音楽ファイル用ストレージ

がマストで必要。

自分の作りたい環境に合わせて各種ケーブル、さらなる高音質を目指したい場合はDACボードも買って下さい。

 

次の記事では、OSをmicroSDカードにインストールします。

404 Not Found
タイトルとURLをコピーしました