キン肉バスターはもはや破られるのがお約束ですが、この試合のフィニッシュホールドは何になるんでしょうね。
もくじ
今週の、気になった点
黒海に落とすことにこだわり?
前回のスグルをつかまえてブン回した引きから、私はカリビアンストームに繋ぐのかなと予想していたのですが、そうではなかく、海に投げ捨てに行きましたね。
ご先祖様と同じように、対戦相手を海に落としてみたいという憧れがあるんでしょうか。
肉のカーテンアタック
悪魔将軍戦以来の、なつかしい技ですね。
この技でダイヤモンド状態の将軍の体にカスリ傷を付けることが出来ましたが、それを無傷で耐えるとはパイレートマンの胸板もなかなかです。
パラシュートアンカー
ジャケットの裾をパラシュートのように膨らませ、勢いを殺すことでバスター破り。
同じく巨漢超人のポーラマンも似たようなことをしてましたね。
「オメガの叡智」なんて言って披露した割には、バッファローマンやネメシスのバスター破りと比べると迫力には劣ります。
しかしジャケットの裾を掴んでの脱出にしろ、返しのバイキングバスターにしろ、勢い任せではなくて「腕がクラッチされていない」というキン肉バスターの弱点をうまく突いた対策ではありますね。
バイキングバスター
「バイキングバスター」という名前が付いてはいますが、これはもともとのパイレートマンの持ち技ではなくて、咄嗟に出した返し技だと思います。
ゼブラの「グッバイキン肉ドライバー」とか、スグル・ネプチューンマン組の「巌流島ドロップ」とか、ガンマンの「リアルフェイスあぶり出し固め」とか、その場の流れで出た技にも、ちゃんと名前が付きますからね。
このバイキングバスターは見た目の迫力こそありますが、脚をクラッチしていないので背骨折り・股裂きの効果がありません。
スグルも次回はあっさり立ち上がってくるんじゃないでしょうか?
電撃予想:今後の展開
パイレートマンの残り技は
既知の技だと、パイレートマンの技で残っているのは「セントエルモス・ファイヤー」くらいでしょうか。
この技からは、スグルお得意の背骨が鳴るパターンで脱出できそうです。
マリキータマンのようにまだまだ技を隠し持っている可能性もありますが、あまり多彩な技が飛び出してこないところを見ると、ゆで先生的にはこのパイレートマンというのは意外に動かしにくいキャラなんでしょうかね?
何でもアリなマリキータマンと比べると、こういう大型超人というのは小回りが効かず、スタイルが単調になりがちです。(それこそ今回見せた「ビッグブーツ」なんかは大型超人全員が使っているような気がします)
パワーボムとかバックドロップとか、普通のプロレス技を使うだけで迫力があってカッコいいという面もありますが、ストーリーを動かしていく上でポイントを作りにくいのも事実。
ですからバッファローマンやガンマンの「ツノ」とか、ポーラマンの「爪」とか、サンシャインの「砂」のような、ワンポイントで特徴があると非常に有効なのですが、パイレートマンの場合「ジャケット」くらいしか無い(笑)
だからこそギミック面じゃなくて性格面が充実したキャラに育ちつつあるという側面もあるんでしょうが、試合展開に関しては、どういう形で山場を作るのか、まったく想像できないですね。
スグルの残り技は
順当にいけばキン肉ドライバーかマッスルスパークなのでしょうが、マッスル・スパークはシリーズのクライマックスに取っておきたい気がします。
最近だとピーク・ア・ブー戦では風林火山がフィニッシュでしたが、あれは「基礎技しか決まらない」という特殊な事情があってのこと。
パイレートマンはマグネットパワーを使わないと宣言しているので、それを逆手に取るパターンは無し。
この試合ならではのフックを入れるとしたら、カナディアンマンが負わせた胸の傷を攻める、パイレートマンの体を反らすタイプの技なんかも有効そうです。
という訳で私の予想するフィニッシュホールドは、ディクシア戦でカメハメ師匠から伝授されたトリプル・ビーフ・ケーキ(ボー・バック・ブリーカー → ゴリー・スペシャル → バック・フリップ)です。
地獄卍固めもどこかで見たいな。