数あるNEM対応ウォレットを実際に使用して、使い勝手の評価と差異の比較をしています。
紹介するウォレットは以下。
- Nano Wallet
- NEM Wallet+
- Raccoon Wallet
- LCNEM Wallet
- Pico Wallet
- NEM Wallet Pro
- もにゃ
- Paytomat Wallet
- Coinomi
- Magnum Wallet
NEM専用ウォレット
Nano Wallet
公式リンク→https://nem.io/downloads/
PCにインストールして使う、公式推奨のデスクトップウォレットです。
(ver2.4.2 からは NEM Wallet という名前になったのですが、次に紹介するモバイルウォレットとまぎらわしいので本記事ではNano Walletと呼びます)
決済以外にも、
- マルチシグアカウントの作成
- ハーベストの設定
- ネームスペースの取得
- モザイクの作成
- アポスティーユの作成・監査
と言った、NEM特有の様々な機能が提供されています。
ウォレットというよりも、NEMを総合的に利用するためのツールですね。
上記の機能を使いたいという気合の入ったNEMberであれば、まずはこのNano Walletをインストールして下さい。
また、大量のxemを所持している人であれば、ぜひマルチシグアカウント化してセキュリティを固めたうえで、ハーベストを実施したいところです。
こんな人にオススメ
- 高額のxemを所持している人
- 決済以外のNEMの機能も使いたい人
NEM Wallet+
公式リンク→https://nem.io/downloads/
公式推奨のモバイルウォレットです。
良い点
- 慣れればサクサク使える
- マルチシグ対応
どこに何のメニューがあるのか分かりにくい部分もありますが、一度覚えてしまえばスムーズに決済は出来ます。
スマホの指紋認証でログインや送金が出来るので、パスワード入力が必要なNanoWalletよりもスピーディに使えます。
それとマルチシグトランザクションを作成したり、署名したりが可能です。モバイルウォレットでこれが出来るのは珍しいです。
イマイチな点
- モザイクの取扱が出来ない
- エイリアス送金が出来ない
- iOS版はバグが多い
モバイルとして機能を割り切った結果なのでしょうが、「モザイク」の送信が出来ません。
日本のNEMberはモザイクで遊ぶのが大好きなので(笑) これに対する不満は根強いです。
また送信が出来ないだけでなく、受信したモザイク付きトランザクションの、中身を見ることすら出来ません。これも意外な落とし穴です。
もうひとつの「エイリアス送金が出来ない」について、これは使わない人は使わない機能なので馴染みが薄いかもしれませんが、、、
実はネームスペースを持っているアドレスに送金する際には、宛先アドレス欄に「@+ネームスペース」を入力しても送金できるという仕様があります。
やったことが無い人はぜひNanoWalletで @nemuriya 宛に送金してみて下さい。私に届きます(笑)
コレはコレで知っていれば便利な機能なんですが・・・公式のウォレットで出来ないというのが足枷となっているのか、ナカナカ普及しませんね。
それと、iOS版はバグが多く、特に機種変更時にアカウントをエクスポート出来ないという致命的な症状が報告されています。
次に紹介するRaccoonをはじめ、サードパーティ製ウォレットもiOSに対応してきているので、危険を犯してまでこのウォレットを使う必要は無いのかなという気もします。
こんな人にオススメ
- モバイルでもマルチシグ使いたい人
Raccoon Wallet
公式リンク→https://raccoonwallet.com/
使いやすいUIが魅力のモバイルウォレット。
楽しさ、分かりやすさ、オシャレさに対して非常に気を使って作り込まれています。
さらにモバイルウォレットとしては非常に多機能で、複数アカウント管理・秘密鍵管理・モザイク送受信・アドレス帳の機能を備えています。
パソコンを持っていない等の事情で Nano Walletが使えない人は、このウォレットがオススメです。
良い点
- UIが最強
- セキュリティレッスンをしてくれる
- モザイクギャラリーが見られる
- ユーモラス
- アドレス帳が使いやすい
- SNEMSが使いやすい
これは使ってみて頂ければ分かるんですけど、UIが素晴らしいです。
決して情報量が少ないわけじゃないんだけど、どこに何があるのかが一発で分かる。自分がやりたいことに対し、どのメニューを選べば良いのかがひと目で分かる。
この「分かりやすさ」は、初めてウォレットを作る人への配慮にも現れています。
Raccoon Walletには「セキュリティレッスン」が実装されていて、
「まずは秘密鍵をバックアップするよ! スクショじゃなくて紙に書いてね! それが終わったらアプリのPINコードを設定するよ! 指紋認証にも出来るよ!」っていうのを順を追ってチュートリアルしてくれるんです。
これって従来は「ウォレット作ったら何をやらなきゃいけないのかな? 秘密鍵? っていうのを書きとめれば良いのか? どうやって見るんだ?」なんていうのをググりながらやってたじゃないですか。
アプリの側から「コレとコレをやればいいよ」っていうのを提示してくれると、非常に安心感があります。
一方、ヘビーなNEMberにとって嬉しい機能は「モザイクギャラリー」です。
これは所持しているイラストモザイクを一覧で表示してくれるものです。
イラストモザイク自体が日本のNEMberによって発明されたものなので、この機能は公式からは提供されていません。
現状ではこのRaccoon Wallet と XEMBookだけに搭載されている機能です。
2018年10月にはアドレス帳機能が追加されました。これがまた使いやすいです。
Nano Wallet のアドレス帳はアドレス単位での管理だったのですが、Raccoonではユーザー単位の管理で、1人のユーザーに複数のウォレットアドレスを設定することができます。また、そのユーザーがメインで使うウォレットを、「マスターウォレット」として設定しておくこともできます。
暗号通貨のユーザーは1人で複数のウォレットを持つことが多いので、Raccoon方式のほうが管理しやすいと思います。
2019年2月には、NEMブロックチェーンを使った掲示板SNEMSと連携。
これは、スレッド作成者のアドレスにメッセージ付きで送金することで書き込みを行うという、かなり変わった掲示板サービスなのですが、いちいちウォレットを開いて送金するのが面倒なこともあり、あんまり活用されていませんでした。
しかしこのたび、ディープリンクという技術を使ってRaccoonと連携、SNEMSを開いたまま、ワンクリックでRaccoonから送金=書き込みができるようになりました。
イマイチな点
- エイリアス送金が出来ない
エイリアス送金は非対応ですが、よく使う送金先はアドレス帳に保存しておくほうが便利ですね。
こんな人にオススメ
- Nano Walletが使えない人
- 初心者
- イラストモザイクが好きな人
- モバイルでも複数のアカウントを使いたい人
- アドレス帳を使いたい人
- 楽しくてオシャレなのが好きな人
- SNEMSユーザー
- ぶっちゃけ全員
LCNEM Wallet
公式リンク→https://lcnem.cc/ja
Googleアカウントでログインするウォレット。
もともとこの「LCNEM」というのは「法定通貨にペッグしたトークンをNEMのモザイクで作り、格安手数料での決済を可能にする」というプロジェクト。
ブラウザで動くアプリなのでPCからでもスマホからでも同じように使えます。それでいてスマホのホーム画面にアイコンが作られるので、アクセスもし易いです。
良い点
- シンプル
- エイリアス送金ができる
Googleアカウントでウォレットにログインするという仕組みなので、ウォレットのエクスポート等の作業無しで、PCからもスマホからも同じウォレットを使うことができます。
更に、あえて少額の持ち運びに特化し、秘密鍵管理等の機能をバッサリ切り捨てることで、「すぐに作って、すぐに使えるウォレット」であることを実現しています。
非常に合理的な設計思想を感じますね。
(追記:アップデートで秘密鍵のバックアップは出来るようになりました)
また、LCNEMプロジェクトのキモであるLCモザイクは、以前はウォレットのメニューから購入する形だったのですが、LCNEM Cheque という独立したサービスを通して買う形になりました。
クレジットカード決済でモザイクの購入ができるので、取引所に口座を持っていない人でも利用できます。
これによって「別にトレードはしたくないけど、便利な決済手段があるなら使ってみたい」という層にもアピールできるんじゃないかと思っていて、夢が広がりますね。
(実際にはトランザクション手数料として少額のxemが必要になるのですが、残高1xem未満のユーザーに限り、24時間に1xemを無料で取得できる機能が実装されました)
それと、LCモザイクを始めとしたモザイクの送受信を前提としているだけあって、モザイクも扱いやすくなっています。
送金画面はこんな感じです。持っているモザイクが一覧ですべて表示されて、どのモザイクを何枚添付したのかがとても分かりやすく、間違えにくくなっています。
イマイチな点
- 若干分かりにくい
こまめにアップデートや機能追加が行われてどんどん便利になっているんですが、久しぶりに開くとUIが大きく変わってたり、新機能に関するチュートリアルや用語説明が不十分で、意味がよく分からない箇所がしばしば現れます(笑)
こんな人にオススメ
- 法定通貨ペッグトークンを使いたい人
- モザイクの送受信を頻繁に行う人
Pico Wallet
公式リンク→https://picowallet.net/
Nano Wallet より小さな、小銭入れ。 というコンセプトのシンプルなウォレット。
こちらもブラウザ上で動くので、iPhoneの人でも使えます。
※現在はβ版ですので、あまり高額の送金には利用しない事をお勧めします。
良い点
- シンプルかつ分かりやすい
- エイリアス送金ができる
シンプルな機能ながら特に不足は感じず、UIもよく練られていてとても分かりやすいです。
4つ並んだメインメニュー「送金」「入金」「モザイク」「アカウント」は、モバイル環境ではまさに必要十分ピッタリ。使っていて迷うようなこともなく、スマートに、快適に使えるウォレットです。
特筆したいのがモザイク送信の使いやすさです。
こんな感じで、チェックを付ける形で添付するモザイクを選ぶことが出来ます。
Raccoon Wallet も似たような方式ですけど、これは非常に使いやすいですね。
本家 Nano Wallet はこのへんの操作性が、かなり野暮ったいんですよ。
イマイチな点
- 複数のウォレットを作れない
- 秘密鍵管理ができない
このへんはイマイチというよりは、設計思想としてあえて備えていないんでしょうね。
あくまで Nano Wallet の補完として、モバイルで使うことが想定されているのだと思います。
追記:2018年6月頃から更新の情報がなく、ずっとβ版のままです。開発が止まってしまったのかもしれません。
こんな人にオススメ
- シンプルなのが好きな人
- モバイルの機能は最小限でいいやという人
- モザイク送受信の頻度が高い人
NEM Wallet Pro
2018年8月にリリースされた、多機能型モバイルウォレット。
良い点
- ネームスペースの取得とモザイクの作成ができる
- 忍者のキャラクターがかわいい
モバイルウォレットとしては唯一でしょうか、ネームスペースの取得・モザイクの作成が出来ます。
しかしアポスティーユやマルチシグトランザクションの発行・署名には非対応で、Nano Walletの代わりになるかと言うと、残念ながら物足りないです。
例の忍者のキャラクターがちょいちょい登場するので癒やされます。
イマイチな点
- ログインの意味が分からない
- アドレス帳に登録している相手にしか送金できない
- 起動・送金時に認証が無い
はじめにメールアドレスとパスワードを設定してログインすることを求められます。パスワードは秘密鍵バックアップの際に入力するのですが、メールアドレスは何に使っているのか不明。
運営が管理しているのでしょうか?
送金先はアドレス帳から選ぶか手打ち、金額は手打ちすることしかできません。
はじめての相手に送金する際は、まずQRを読み取ってアドレス帳に登録した後、手動で送金します。
請求額の入ったQRを読み取って直接支払うことはできません。
金額は小数点以下2桁固定で、入力方法も独特で戸惑います。
1 と入力すれば 0.01xem。
123と入力すれば1.23xem。
100xem送りたい場合は10000と入力する必要があります。
最も気になるのは、起動時にも送金時にもパスワードや指紋での認証を求められない点です。(秘密鍵を表示する際にのみパスワード入力が必要)
スマホを机の上に置いてちょっと席を外した瞬間に、セキュリティガバガバ状態で送金し放題になってしまいます。
正直ウォレットアプリでこれは致命的欠陥だと思うので、誰にもお勧めはしません。
多通貨ウォレット
もにゃ
公式リンク→https://monya-wallet.github.io/
もともとはモナコインのウォレットでしたが、対応通貨をどんどん増やし、NEMにも対応しました。
PCで使う場合はブラウザ版、スマホで使う場合はアプリになっています。
良い点
- モザイク送受信ができる
- エイリアス送金ができる
- iPhoneでも使える
NEMに限らず多数の通貨に対応しています。
いろんなアルトコインをちょっとずつ持っているような人には、こういうの嬉しいですよね。持っている通貨の数だけウォレットを作って、秘密鍵を書き留めておくのは面倒ですから。
NEM専門のウォレットではないので機能が足りないかと言うとそうでもありません。
日本製のモバイルウォレットとしては最初にエイリアス送金やモザイクの送受信に対応したパイオニアです。
上の対応通貨をよく見るとNEMのモザイクであるエコビットやLCモザイクが載ってますね。
イマイチな点
- QRコードの使い勝手がイマイチ
- バックアップが独自形式
もにゃでは、QRを読み取ると送金画面に行ける仕組みではありません。
アドレスの文字列を示すQRを読み取り、それをコピーし、送金画面の宛先欄に貼り付ける、というやり方になっています。
しかしNano Walletをはじめ、NEMの他のウォレットには「アドレス文字列のQRを作成する」という機能が無く、XEMBookや、その他のQR作成ツールをはさむ必要があります。
ちょっと周辺のNEM関連サービスと噛み合ってないですね。
バックアップに関しても、通常の秘密鍵ではなく、もにゃ独自のパスフレーズ(12個の英単語)になっています。
これだとスマホの紛失等への備えにはなりますが、万が一もにゃがサービス終了してしまった際に、他のウォレットにアカウントを引き継ぐことが出来ません。
こんな人にオススメ
- いろんなアルトコインを持っている人
- NEMがメインじゃない人
Paytomat Wallet
公式リンク→https://paytomat.com/
様々な通貨が使用できる分散型決済プラットフォームプロジェクト Paytomat によるウォレット。
下記画像のような通貨に対応していたのですが、2019年2月にnemも利用可能になりました。
良い点
- モザイク送受信対応
- UI
- 法定通貨換算がスムーズ!
対応通貨はBTC Diamond や Horizon といったよく分からないチョイスがある一方で、日本人になじみ深いXRPやMONAといった通貨には未対応。
NEMberには嬉しいことに、モザイクの送受信にも完全対応しています。
操作も直感的でとてもスムーズ。
ただし1回のトランザクションで1種類のモザイクしか送れないので、この辺も用途に合わせて他のウォレットの使い分けたいところです。
UIもなかなか良くて、どこに何があるのかが分かりやすいし、ハッキリした見やすい配色でキビキビ動くので、操作していてとても気持ちがいいです。
海外での開発なので日本語はかなり翻訳調なのですが、しっかり意味は分かるので問題ありません。
あと特筆したいのは法定通貨との換算がスムーズなところ。
ホーム画面に法定通貨換算の残高が表示されるのはもちろん、送金画面で送金額を入力すると、換算したJPYの金額がリアルタイムで表示されます。
さらにここをタップするとJPYとXEMの表示が切り替わり、JPY建てで送金額を指定することもできます。
これがかなりスムーズでナイスです。
サラッと指紋認証にも対応してるし、法定通貨ベースな日常と地続きで普段遣いするには、過不足なく使いやすいと思います。
イマイチな点
- 秘密鍵のインポートができない
- 複数のウォレットは作れない
- 暗号化メッセージに非対応
秘密鍵の管理はもにゃと同じような感じで、24個のキーフレーズを控えるという独自方式。
そのため既存のNEMウォレットからアカウントをインポートすることはできません。(Paytomat Wallet で作成したアカウントから各通貨の秘密鍵を表示して、他のウォレットにエクスポートすることは可能)
また、暗号化メッセージの送受信にも非対応(平文のメッセージは取扱い可能)なので、この点も用途によっては注意が必要。
既にNEMで色々やってる人にとっては若干物足りないかもしれませんが、「普段遣いのウォレットが1つあればいい」という人には、非常に使いやすそうです。
こんな人にオススメ
- NEMビギナー
- 色んな通貨が使えるウォレットがサブで欲しい人
Coinomi
かなりの多通貨に対応したウォレット。
2019年の1月頃からNEMにも対応しました。
良い点
- 対応通貨が多い
- ウォレットから通貨の購入・売却ができる
- デスクトップ版のアプリもある
ウォレット内の機能から Shapeshift , Changelly といった両替サービスを使って、持っているコインを別のコインに両替できます。
またiOS ,AndroidはもちろんWindows, Mac, Linux版のネイティブアプリもあります。
イマイチな点
- バックアップが独自形式
- QRコードがイマイチ
- 複数のウォレットが作れない
- 暗号化メッセージに対応していない
- モザイクの送受信に非対応
もにゃとPaytomatのマイナス点を合わせ持った感じですね。
QRコードは「アドレスの文字列を読み取る」形式かつ指紋認証が使えず、いちいちパスワードを入力する必要があるので、リアルタイムの決済には使いにくいです。
加えてモザイクも扱えないので、NEMberがあえてこのウォレットを選ぶ理由は特にない気がします。
「その他アルトコイン」の一つとしてNEMも持っていて、たまーに売り買いしたいという人向けでしょうか。
本記事で紹介している多通貨ウォレットのなかでは最も対応通貨が多いです。
「プーチンコイン」なんていうのはこのウォレットで初めて知りました(笑)
MAGNUM Wallet
アプリではなく、ブラウザで動作するウォレット。
2019年5月からnemに対応開始。
良い点
- 既存アカウントのインポートができる
- 複数のアカウントが作れる
- POS通貨のステーキングができる?
他のウォレットアプリで作ったアカウントのインポートができるので「いろんな通貨のウォレット作っちゃったけど、1箇所にまとめたい」みたいな用途にちょうど良さそうです。
また、他通貨ウォレットは「1通貨につき1アカウント」がお約束みたいなところがありますが、MAGNUM Walletでは1通貨で複数アカウントを持つことができます。
あと、POS通貨であるKomodo、Tezos、Callisto を持ってボタンをポチッと押しておけばステーク報酬が受け取れるっぽいです。
(英語だし、時間かけて調べるほどの熱意もないので、あくまで雰囲気情報です)
イマイチな点
- QRコードがイマイチ
- バックアップが独自形式?
- 複数端末で同期ができない
- メッセージの表示ができない
- モザイクの送受信に非対応
QRコードは多通貨ウォレットの例によって「アドレスの文字列を読み取って、コピペする」タイプ。
バックアップは、ボタンを押すとテキストファイルがダウンロードされますが、その中身を見てみると、こんな感じの膨大なテキストになってます。
これは秘密鍵なのか、ウォレットを作成した全通貨分がひとまとめになっているのか、よく分かりませんが、少なくとも他のウォレットアプリにエクスポートは出来ません。
また、BTCの秘密鍵、NEMの秘密鍵・・・という1アカウント単位で外部からインポート・同期することは可能ですが、例えば「PCで作成した複数通貨のウォレットをまるごとスマホ環境にコピー」はできません。
メッセージは、送金時に書き込むことはできますが、相手から受け取ったメッセージを表示することはできません。
まとめ
最後に、それぞれのウォレットで出来ること、出来ないことを表にまとめてみました。参考にどうぞ。
以上、間違いがありましたらご指摘ください。
また開発者様から「こんな機能もあるので紹介してくれ!」という情報もお待ちしています。