こんにちは。
今週からはベンキマンですね。
予想外にベンキマンが優勢な流れで、逆に怖いです。
もくじ
今週のあらすじ
ギヤマスターのムーンサルトプレスを躱したベンキマンは、ロメロスペシャルで反撃。
それはギヤの駆動が意味を成さない「安全地帯」を突くという戦略によるものでしたが、予想に反して、手首足首のギヤも回転。脱出を許してしまいます。
一転して攻勢のギヤマスターは、ジェノサイドギヤでベンキマンの右足を負傷させます。
さらに突っ込んできたベンキマンを捉え、本体の便器部分を削り取っていきます。
絶体絶命に思われたベンキマンですが、飛び散ったギヤオイルで閃きます。
便器の取っ手を捻り、大量の水流を浴びせて脱出。
同時にギヤオイルを洗い流されてしまったギヤマスターは、ギヤが軋んで、回転を止めてしまいます。
形勢逆転して攻勢のベンキマン、豪快なスタナーで攻めます。
今週の、気になった点
ロメロスペシャルって、効くのか?
胸・背骨の反り返りがキツイ技だと思うんですが、ギヤマスターの場合、その辺はそもそもある程度可動する箇所なんじゃないの?
と思ったんですが冷や汗かいてますねこの人。
よく分かりません。
あちこち回りすぎ
基本的にギヤマスターって、必要でない時も回転していて非常にうるさいんですが、ベンキマン、お前も回るんか。
しかも、やっぱり回転はあんまり関係ありません。
単なる頭突きです。
こんな便器は嫌だ
取っ手をグイグイ捻って水を噴出させるベンキマンですが、よく考えたら、普通に取っ手を捻ったくらいで
そんな方向に、そんな勢いで水が噴き出してきたら大変です。
ウォシュレットどころの騒ぎじゃありません。
インカの覚醒!!
最近のキン肉マンはアオリ文にもネタを忍ばせてきていて油断なりません。
これぞ、インカの覚醒(めざめ)!!
って、カッコよく言ってますが「インカのめざめ」って、ジャガイモの品種です。
アンデス地域の高級品種を日本向けに改良したものです。
甘みが強くておいしいです。
小粒で黄色みが濃く、見た目もいいのでそのまま蒸かしてじゃがバターなんてのが居酒屋のメニューになっていたりもしますね。
又、煮くずれしにくいため煮物にも良いようです。
スタナー
ベンキマンが今回の引きで使ったスタナーという技ですが、これは受け手によって美しさが引き立つ技です。
「スタナーをいかに受けるか」に関しては、ひとつの文化と言っていいほど多様なスタイル・工夫が存在します。
・反動でびょ〜んと跳び上がって受ける
・勢い余って倒立してしまう
・ビールを吹き出しながら受ける
なんていう特徴的な受け方も存在します。
プロレスファンもこの技に関しては「掛け」よりも「受け」の方をむしろ鑑賞すると言ってもいいでしょう。
参考動画↓
ベンキマンには似合わない荒々しい技ですが、次週、ギヤマスターがどのような受けを見せてくれるのかが見ものです。
単なる一芸超人か、観客を沸かせられるレスラーか、ギヤマスターの真価が問われるのはココだと言っていいでしょう。
電撃予想:どうするギヤマスター?
さあ今後の展開ですが、おそらく唯一の武器であるジェノサイドギヤを早々と封じられてしまったギヤマスター。
まさかこのままベンキマンの勝利で終了ってことはないとは思いますが、彼がここからどうやって巻き返すのか、そこが意外と想像できません。
試合中に堂々と注油させてもらえるとも思えないし。
では、過去の似たようなケースでは、どのような打開策があったのか、振り返ってみましょう。
ケース1. モンゴルマン vs スプリングマン
モンゴルマンは、汗を蒸発させて作った雲から雨を降らせる「地獄のシャワー」によって、スプリングマンの体を錆びつかせることに成功します。
さて、関節技が効くようになったスプリングマンに対して、ここからの展開は、こうでした。
モンゴルマン、キャメルクラッチを仕掛ける
↓
正体がバレるのを怖れ、キャメルクラッチを解くモンゴルマン
↓
デビルトムボーイで逆襲するスプリングマン
↓
モンゴルマン、ネコジャラシで脱出
↓
レッグラリアートでフィニッシュ
奇手ネコジャラシが印象的な攻防でしたね。
正体なんか、みんな分かってるからとか、結局レッグラリアートで決められるんなら最初からやれよとか、ツッコミどころも豊富ではあるんですが、注目して欲しいのはスプリングマンの挙動なんです。
サビついて、キャメルクラッチが解かれて、次の瞬間には元気にデビルトムボーイを決めてるんです。
サビたことなんか、早くも無かったことになってるんです。
言っておくとここまで、週をまたいでません。同じ1話のなかの出来事です。
その間、実に4ページ。
3歩歩いたら忘れるニワトリと良い勝負ですよゆで先生。
ケース2. サンシャイン vs シングマン
シングマンは「コンプリート・コンクリート」を浴びせかけることにより、サンシャインの呪いのローラーと、砂になる能力を封じ、爆破解体に成功します。
そこからサンシャインがどう挽回したかというと、
サンシャイン男泣き、散骨してくれと頼む
↓
シングマン、サンシャインの粉末をわざわざリングキャンバスに包んで振り回す
↓
ホッカイロ理論で発火するサンシャイン
↓
キーパーツを鋳造したサンシャイン、復活
という、キレッキレのゆで理論炸裂展開でした。
サンシャインの成分が都合よく砂鉄になり、振ると発熱する→発火するという論理の飛躍を物ともせず、また発火するとなぜ復活できるのかという説明が一切無いという、泣く子も黙る三段構え。
この意外性と強引さの前には、ただひれ伏すしかなかったのを覚えています。
さあ、それを踏まえてギヤマスターの挽回策を考えてみると、
・・・なるほど何の参考にもなりませんね。
まとめ
ともかくもギヤマスターがこの追い込まれた状況から、どのような一手を出してくるのか。
そこが分からなきゃ始まりません。
ネット上ではギヤマスターの汗が潤滑油なんじゃないか、なんて見方も出ているようですが、どうでしょうか。
ゆで先生の過去の行状を見る限り、そんな甘っちょろい展開で収まるはずがありません。
おそらく次回は、我々の予想を大きく超えた、とんでもないゆで理論or都合の悪いことは忘れよ展開が炸裂すること必至。
それこそ私ごときの想像の及ぶ範囲ではありませんが、それでもあえて予想するならば、オメガ星団の金属は、水と反応してトランスフォームするのだくらいのことはやってくると思います。