リネンフィルターでコーヒーの味はどう変わるか

リネンフィルターでドリップ コーヒー

こういう商品があるの、ご存知ですか?

ペーパーフィルターのかわりに、円錐型ドリッパーにセットして使うリネン製のフィルターです。

洗って繰り返し使えるのがナイスだし、ペーパーフィルターとはまた違った味わいが楽しめます。

リネンフィルター

リネンフィルターの味

ペーパーフィルターより目が粗いので、オイル含め様々な成分がより濃く抽出され、「いろんな味がする」仕上がりになります。

フレンチプレスを使ったときのようなマイクロパウダーも抽出液に落ちます。

 

特に浅煎りの豆を使った場合には、フルーツのような花のような風味がしっかりと出てきます。

逆に深煎りの豆では、エグみが強調されてしまうこともあるので注意。

 

いずれにせよ、ペーパードリップとほぼ同じ抽出手順で、手軽にコーヒーの風味を変えて楽しめるので重宝します。

 

我が家の場合はコーノとハリオのドリッパーを常用しているので

ハリオ×ペーパー
コーノ×ペーパー
ハリオ×リネン
コーノ×リネン

のような4通りの組み合わせで、気分に合わせた抽出を楽しんでます。
(上のものほどアッサリ、下に行くほどこってりな組み合わせです)

リネンフィルターのメリット

繰り返し使える

ペーパーフィルターのコストを惜しむわけじゃないけども、使い捨てせずに使えるというのは嬉しいものです。

ときどき煮沸しながら、1年くらいは使えます。

 

3枚入りで1,500円くらいなので、1年で500円くらいのコストですね。
ペーパーフィルターより安いかもしれません。

導入のハードルが低い

自宅でドリップも長くやっていると、いろいろな方法を試したくなるもの。

しかしフレンチプレスやサイフォンを新たに買うのは大げさだし、やっぱり好みに合わなかった時にもて余します。

 

その点このリネンフィルターは、現在持っているドリッパーにそのままセットすればいいので、ほんとに1,500円かそこらでフィルターさえ買ってくれば導入完了。

たいして道具も増えず、それでいてペーパードリップとは確かに違う味わいを楽しめます。

リネンフィルターのデメリット

ちょっとだけ手間がかかる

フィルターごとゴミ箱にポイ、という訳にはいかないので、使用後は粉を落として水洗いする必要があります。

それと毎回ではないけれど、使い始めに煮沸してノリを落とす、ある程度使ったら煮沸消毒する、という手間があります。

保管はネルのように水につける必要はなく、干しておけばいいので、手間に関して言えば ペーパー<リネン<ネル といった感じです。

 

我が家ではこんなふうに、ドリッパーと一緒にキッチンに干しています。

リネンフィルターの保管

おわりに

というわけで、いつもとは違った味を手軽に楽しめる、リネンフィルターのご提案でした。

基本的にはペーパーフィルターより濃い目の味になるので、特に自分の入れるコーヒーが薄くなっちゃって悩んでいるという方、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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